2012年9月14日金曜日

素人には難しいカメラの世界 1

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 スタディグループLMNでは、9月は中休みの予定でしたが、ただ休みにしても勿体ないということで、ある企画を考えました。テーマは『口腔内写真の質の向上を目指して』。私と後輩Tとで夜な夜な集まり、互いに写真を撮り合いながら、様々な実験を行っていきました。
 「結局カメラって何を買えばいいの?」という声はよく聞かれます。私は、大本営ブログで推薦されていたカメラセットをその通りに購入したのでNikon派ですが、意外とCanon機を持ってる者が多いのも事実です。綺麗に撮れればどちらでも良いのかもしれませんが、『質』の向上のためにはそれぞれの特性を理解しておく必要があると考え、私はカメラとレンズの違いが、『質』にどのような影響を与えるのかを調べることにしました。
 まず行った実験は、Nikon D7000とCanon EOS kiss X3を用意し、両者とも同じ露出設定、同じストロボ、そして同一被写体を撮影しました。その結果は…
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 Nikon D7000 + Nikkor85mmの組み合わせの方が、Canon EOS Kiss X3 + Tamron90mmの組み合わせよりも明るい画像が得られました。この差はどこから生まれてきたのでしょうか?シャッタースピード・絞り・ISOらの値が両社とも規格性があると仮定すれば、原因はカメラ本体とレンズの違いにあると考えました。しかし、レンズのF値はTamronの方が小さかったり、被写体との距離もほぼ変わらなかったりで、ここまで明るさに差が出る原因ははっきりしませんでした。もう一つはカメラのグレードの差ですが、D7000はミドルクラス、EOS kiss X3はエントリークラスというだけで、そんなに違いが出るとも考えにくく・・・結局答えはわかりませんでした。
 第一実験のまとめになります。行きついた先は当たり前のことですが、『そのカメラに合った露出設定を見つけ出すことが重要』でした。素人二人が集まって、あーでもないこーでもないと言いながらやった実験なので、実験の方法は拙く信頼性には欠けますが、おそらく結論は間違っていないでしょう。「全然的外れ!」というご意見をいただいた場合は、追記があるかもしれませんので、あしからず。

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